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【仁王2】クリア後レビュー・感想・ゲーム内容や魅力を紹介:より強まった妖怪要素と自由度の高いキャラメイクにより正統進化した死にゲー

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本記事は、コーエーテクモゲームスから発売された「仁王2」のレビュー記事になります。

仁王シリーズは難易度が高く「戦国死にゲー」としても有名な作品です。

しかし「死にゲー」をプレイした事のない方や前作『仁王』未プレイの方は、どんなゲームかわからず購入しようか迷っていると思います。

デジドラ
デジドラ

・仁王2ってどんなゲームなんだろう?

・前作とのつながりはあるの?

・良いポイント・悪いポイントを知りたい!

そんな方に向けて、本記事では『仁王2』のレビュー・ゲーム内容・魅力をご紹介していきます。

プレイ時間80 時間
発売元コーエーテクモゲームス
発売日2020年3月12日
価格8,580円+税
ジャンルアクション
プレイ人数1~3人

created by Rinker
コーエーテクモゲームス

仁王2とは?ゲーム内容を紹介!

仁王シリーズは、日本を舞台に数多の妖怪や歴史上の人物と戦う、妖怪×戦国×死にゲーのダーク戦国アクションRPG。

シリーズを通してゲームの難易度は非常に高いため、プレイヤーが何度も倒されながら攻略の糸口を探していく所謂「死にゲー」の類でもあります。

同じ「死にゲー」として有名な『隻狼』や『ダークソウル』との大きな違いは、ハクスラ(ハック&スラッシュ)要素が追加されている点です。

前作から好評であったこのハクスラ要素と人間味溢れるストーリーはもちろんのこと、妖怪化や新武器種、キャラメイクといった新要素も加わり前作より大幅に進化しています。

ストーリーは日本の歴史をモデルに作られており、時は戦国時代、天下統一を目指す織田信長に仕える家臣「豊臣秀吉」の物語。

ただしこの豊臣秀吉は、人と妖怪のハーフである「主人公」と霊石売りの商人「藤吉郎」2人で合わせて豊臣秀吉だったというおもしろい設定になっています。

左「藤吉郎」、右「主人公」

今作のストーリーは、前作の前日譚になるので、プレイしておかずともストーリーで直接のつながりはありません。ですが前作につながる伏線や懐かしいキャラ、イベントが用意されていますよ!

ジャンク
ジャンク

前作は豊臣秀吉の没後。天下泰平を目指す徳川家康の時代の話になるよ!

仁王2の魅力

ここでは、仁王2の魅力を4つ紹介しています。

①妖怪と歴史好きにはたまらない、日本古来の妖怪や歴史上の人物達

歴史上の人物

仁王2の登場人物は織田信長だけでなく、今川義元や明智光秀といった戦国時代に名をはせた人物が勢ぞろい。中には実際の俳優をモデルに起用したオリジナルキャラも登場します。

竹中直人さんが演じた「藤吉郎」のハマり具合はハンパないです!

藤吉郎
織田信長

魅力的な妖怪達

登場するのは歴史上の人物だけでなく、日本古来の妖怪達も50種類以上登場します。その妖怪達のビジュアルといったら不気味で独特なものばかり。

中には知っている妖怪がいるのではないでしょうか? 私は「濡れ女」「火車」「姑獲鳥」が気になりついついググってしまいましたね(笑)

濡れ女

濡れ女(ぬれおんな)は、水辺や雨の日などに現れる人面蛇体の妖怪。またの名を「ヌレヨメジョ」といい、人間を食う妖怪と伝えられている。無念のうちに瀕死した女性が変じたもので、深い怨念から生者を襲うのだという。常に髪が濡れているのが名の由来とされている。

仁王2
姑獲鳥

姑獲鳥(うぶめ)は、赤子の死を受け入れられないほどの強烈な母性が妖怪へと変じた存在。霊石の結晶を自分の子供と思い込み抱きかかえている。

仁王2
火車

火車(かしゃ)は死者の亡骸を奪い、地獄へ持ち去るという妖怪。火車とは本来、罪を犯した者を地獄へ運ぶ乗り物をさす言葉だった。そこに日本古来の「猫を死体に近づけてはならない」という俗信が組み合わさり、それぞれに対する畏怖の念が混ざりあって、火車を駆る化け猫という姿になったと考えられる。

仁王2
ジャンク
ジャンク

仁王シリーズに登場する女妖怪のデザインは、不思議な色気があるよね!

②新要素満載!妖怪要素やハクスラ要素の追加で正統進化した死にゲー

仁王2には前作にはなかった新要素が多く、主人公の設定が人間と妖怪の間に生まれた半妖というだけあってか妖怪に関する新要素が満載。

自身を妖怪化させて、一定時間無敵状態になり強力な技を繰り出せる「妖怪化」や、敵の妖怪の技を使える「妖怪技」の追加により戦い方の幅はかなり広がっています。

妖怪化は見た目もカッコよく、パワー型・スピード型・遠距離型の3種類があります。少年漫画でよくある奥の手のようなものなので個人的に1番気に入っていました。

赤枠の妖怪化ゲージがなくなるまで妖怪化が持続

前作から好評であった豊富な武器種も「手斧」「薙刀鎌」の追加により全部で9種類に。これらの武器種は全てリーチ・手数・スキルがそれぞれ違うため、自分のプレイスタイルにあった武器種を選べますよ。

中でも筆者が1番愛用していた「薙刀鎌」は中二心をくすぐるカッコよさ!

薙刀鎌は構え(上・中・下)に応じて武器の形状が変化し、下段から中段、中段から上段等に構え切り替え(変形)しながら戦う武器種です。

上段の大鎌
中段の薙刀(なぎなた)
下段の大鍘刀(だいさつとう)

スキルを覚えていくと、ガシャガシャ変形させながらコンボを決めれるので別ゲーしてる感じになれます(笑)

主な新要素

デジドラ
デジドラ

ハクスラ要素は何が強化されたの?

ジャンク
ジャンク

前作までの装備や製法書のドロップに加えて、「武技」や「魂代」といったものが追加されてるよ。

③充実したオンライン要素

仁王2のオンラインプレイ人数は最大3人。同期型と非同期型のオンライン要素が豊富なため、他の死にゲーに比べると群を抜いて快適です。

同期型

同期型には、まれびと召喚(一期一会)と常世同行があります。

まれびと召喚は、「社」から協力プレイヤー「まれびと」を呼び、どちらかが落命するまで一緒に攻略できる機能。ダークソウルでいう白霊ですね。

終了条件は落命またはミッション達成ですが、ミッションを失敗するともらえる報酬が少なくなります。

攻略途中でどうしても倒せないボスがいる時や攻略方が分からないときに遠慮なく使えるのでかなり便利です。

常世同行は、プレイヤーが落命するごとに救援ゲージが減少し、救援ゲージがなくなるまでミッションが継続される協力プレイ。

まれびと召喚ではホストやゲストのどちらかの落命でマッチが終了されるのに対し、常世同行は片方のプレイヤーが落命しても、他のプレイヤーが救援して復活させることが可能です。

非同期型

非同期型には落命した他プレイヤーを「屍狂い」 として召喚して戦う「血刀塚」やお猪口を供える事ですけびと( 他プレイヤーを模したNPC )が助太刀してくれる機能「義刃塚」があります。

義刃塚で召喚した協力NPC
血刀塚で召喚した敵NPC

血刀塚は、屍狂いが装備していた武器や防具を入手できるので「今よりちょっと強い装備が欲しい!」って時に使えるし、義刃塚は「知らない人と一緒にやるのは気が引ける…」という方には嬉しいシステムだと思いますよ!

ただAIはあまり頭がよくないので期待はあまりせずに、、、

筆者はフレンドとやりたい時に「常世同行」、誰かを手助けして経験値が欲しいなって時は「まれびと」、ちょっとした助太刀が欲しい時は「義刃塚」と使い分けて遊んでいました。

④自分好みにキャラメイクと着せ替えが出来る

前作は外国人のウィリアムが固定主人公であったため、他プレイヤーと遊んでいてもキャラクターが被り、個性を出すことが出来ずもどかしさを感じていた方も多いはず……

ですが、自由度の高いキャラメイクの追加と装備品の形を別の物に変化させる「形写し」のおかげでミッションそっちのけでキャラメイクと着せ替えだけでも楽しめます。

キャラメイクは化粧や輪郭、肌質といった細部まで思い通りに表現できるので、アニメチックなキャラや実際にいる人物をモデルに作っている人もちらほら見かけました。

キャラメイク
形写し

迷ったときのキャラメイクプリセットも用意されているのですが、完成度高すぎてビビります(笑)

デジドラ
デジドラ

自分好みに作ったキャラは愛着がわいてやる気もUPするよね♪

created by Rinker
コーエーテクモゲームス

仁王2の不満点

仁王2の不満は藤吉郎と主人公との絡みの少なさが気になり、感情移入が出来なかった点ですね。

ストーリーのボリュームに関しては申し分ないのですが、藤吉郎と主人公に関するエピソードが少なく関係性が薄いかなぁ~と感じました。

藤吉郎はミッション開始地点につったってるだけでどこで何をしていたかが分からない。道中を共に戦ってくれる「服部半蔵」や「蜂須賀小六」といったキャラクターの方が感情移入できました。

服部半蔵

まとめ

仁王2をひと言で例えるならクリアの糸口がいくつも用意されている死にゲーです。

死にゲーをあまりプレイした事がない方や前作未プレイの方にとっては、初めはは覚える事が多く「なぜモブごときを倒すのにこんなに難しいか?」と苦悶するでしょう。

ですが、そんな方のためにも充実したオンライン要素や多様な武器種、技があるのでクリアの糸口がいくつも用意されています。

中でも「義刃塚」はソロプレイ重視の方でも気兼ねなく使えるオンライン要素で攻略を有利に進められるのでオススメです。

不満点に関しては、ストーリーで気になる箇所が少々あるだけで、ゲームシステムとボリュームに関しては満点でした。

仁王2はこんな人にオススメ

  • 自分で作ったキャラでゲームを楽しみたい
  • 複数人で死にゲーをプレイしたい
  • 多種多様な武器、技を用いてかっこよく敵を倒したい

筆者の評価
ストーリー
(3.5)
システム
(5.0)
ボリューム
(5.0)
グラフィック
(4.0)
難易度
(4.0)
総合評価
(4.5)

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